旅行保険でバンコクのサミティヴェート病院へ行った話

コラム

こんにちは、naomi.です。
海外へ行くときは3日~5日間と短期滞在が多いので最近は保険をかけずに行くことが増えました。今回の滞在は2週間なので〝もしも” を想定して旅行保険に加入したのですが、まさか本当に旅行保険を使うことになるとは。

事の始まりは1週間前、なんとなく胃腸の調子が悪かったので薬局で薬を買ってしのいでいたんです。

口コミも良かったので購入してみた胃腸薬。一袋飲んだけど効果はよくわからず。だましだまし過ごしていたのですが、ついに昨日動けなくなってしまいました。いや正直に書けば動けるけど5分おきにトイレに駆け込む感じ。しかも外出先でそうなったのでもう大変。

まぁよくある下痢なのだけど、何度目かのトイレで出血していることに気がつきもう慌てました。「これってヤバイやつじゃないの?」病院嫌いで極力自力で何とかしていた自分ですが、ここは日本じゃないし過去に経験のない症状だったので悩みに悩んで覚悟を決ることに。保険を使おう!

私の加入している保険はエイチエス損保です。旅行保険は各社あるけどキャッシュレスで受けることができるのでこちらで契約していました。ちなみにキャッシュレス受診ができない場合はいったん全額負担した後に帰国後清算するのですが、海外の医療費は高額なイメージがあるので〝いったん” とはいえ負担するのは勇気がいりますよね。

さて、のんきな事は言ってられないので 勇気を振り絞ってフリーダイヤルに電話をします。後で知ったのですが、こちらから電話すると保険会社から受診できる病院を教えてくれます。これは折り返しの電話になるのでタイ国内の電話番号が必要でした。SIMがデーター通信のみの場合は要注意です。

バンコクでキャッシュレス受診が可能な病院として【サミティヴェート病院】を紹介され、保険証券と出国印の押されたパスポートを持って病院へ行くように指示を受けました。

最寄り駅(トンロー)から徒歩で行くのは難しい距離なのでタクシーがオススメ。タクシー代も帰国後に清算できるそうです。

サミティヴェート病院は駐在されてる日本人の多い地区にある大きな病院。一日に約400人もの日本人患者が受診するのだそう。(案内パンフレットより) 4月8日に日本人向けの医療センターを増設。診療は年中無休24時間対応、日本語を話せるスタッフは7時~20時までおり診察中はもちろん、受付から最後の薬の受け取りまで日本語で大丈夫。これは心強い。

予約なしで行っても大丈夫とことだったので朝8時半ころに病院へ向かいました。受付で問診票とアンケート用紙をローマ字で書きます。見本があるので簡単でしたよ。一通り書き終わるとスタッフの方に案内さてれ別棟へ、身長体重、血圧と体温、脈伯を手際よく。されるがままですね。そして診察へ。タイ人の先生に通訳さん、看護師さんが2名と手厚すぎる対応にビビりながら問診から触診へと。おなかに聴診器をあてたり首のリンパや手首を確認すると先生から「一般的な下痢でしょう。何の菌かわからないので採血と検便もしましょう」と言われ、別の場所で血を抜かれたりして検査は終了。

1時間ほど待った後にもう一度診察室に呼ばれ、結果を聞きくと感染症ではなくウイルス性の下痢との診断。よかったーーーーー!先生も通訳さんもみんなめちゃくちゃ温和でいい感じだったよ。

お薬10回分頂きました。左の袋はポカリスエットの粉末。処方箋で出てくるところが不思議な感じ。言葉の心配が大きいし、ふだん病院嫌いだし、不安しかないけれど病院に行った事で安心できたし、旅行保険の必要性をすごく実感。そしてバンコクの病院はホテルのような豪華さだった。

病院のいろんな場所に無料のお水が置いてあり自由にすきなだけ飲める。
無料送迎バスも出ています

保険会社に電話した時、もしキャッシュレス受診ができず 自己負担が10万円を超える場合は診断書が必要なこと、病院までの交通費も請求できるので領収書などわかるものを準備しておくこと等々わかりやすく説明してもらえたのですごく助かりました。(電話したとき少し慌てていたので余計にね)

気になる費用ですが 診察とお薬で 2112.52バーツ。日本円で約7500円でした。
保険ですべて無料です。

さて、このブログは病院に行った同じ日の夜に書いています。処方薬のおかげか体調はすっかり回復しました。はじめて旅行保険を使った体験記、あとは帰国後の空港で申告するのかな?この時の様子は帰国した後にまた。

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