バンコクの夜を楽しむ。トンローの隠れ家ダイニングバー!

タイあれこれ

山麓園太郎です。サワディーカップ。
タイトルで「バンコクの夜」って書きましたけど、夜には不健全と健全がありまして今回僕がご紹介するのは健全な夜です(笑)

こういうのは表裏一体というか清濁併せ呑むというか、どちらかだけになったらつまらないわけで僕は不健全な夜も否定しません。そちらが好きな方はソイカウボーイやタニヤ/パッポン方面へ向かって頂くとして、「少し夜更かしもしてみたい」なんていう普通のトラベラーの皆さんに、まだどこのガイドブックにも載ってないナイスなお店をご紹介しますよ!

※(追記:コロナウイルスによる飲食店への影響は日本同様タイでも深刻で、この記事で紹介している「Chu Chinese Bangkok」は残念ながら2020年8月4日をもって閉店しました。そんな訳で以下はメモリアル記事となってしまいますが、またいつかこんなお店がオープンするのを期待しながら読んで頂けたら幸いです)

お店の名前は「Chu Chinese Bangkok」。BTSトンロー駅1番出口から徒歩5分(400m)しかも1本道!

3 to キス 居酒屋

線路沿いに沿って歩き、オーガニックカフェとしてガイドブックによく載ってる「ブロッコリー・レボリューション」の所で右へ曲がったらもうセブンイレブンの隣に見えている、という分かり易さ!

1階は「Co-incidence process coffee」というカフェで月~土は午前7:30から午後5:30、日曜は午前9:30から午後6:00まで営業しているようです。ここのカフェも1杯80~100バーツでいい感じですが・・・店内の階段で2階へ上がりましょう。

2階に上がると突然上海にワープしたような空間が広がっていますから、「タイに来てるんだよね?」と再確認しながら席に着いてください。

2階のレストランは午前11時から深夜0時まで営業しています。しかもお値段がかなり庶民的。屋台めしよりは高いですが、僕と奥さんが頼んだメニューは

クアラルンプール式の福建麺 。190バーツ

揚州炒飯 。150バーツ

これにミネラルウォーター(30バーツ)をシェアして、サービスチャージ10%とVAT(タイの消費税)7%が乗ってもトータル436バーツ(2019年4月のレートで約1530円)。しかも揚州炒飯がやたら美味かった。香港やシンガポールで美味しいチャーハンはいくつも食べましたが、ここの揚州炒飯が人生ベストチャーハン!

と、レストラン部分だけでも絶賛したい1軒ですが、忘れちゃいけない「夜更かし」!冒頭で書いたようにバンコクの夜を楽しむのにピッタリのバーが併設されているんです。こちらは午後5時から深夜2時まで営業しています。

例えばビーフイーター24でジントニックを作ってもらって1杯260バーツ位ですけど、ここのシグネイチャー・カクテルがとにかくユニークなので是非奮発して欲しいんです!

僕が頼んだ「ASHS OF TIME」。見るからにエキゾチック。340バーツ
奥さんが頼んだ「TRAIN TO 2046」なんと湯呑みに入って出てきました。360バーツ

それぞれのレシピがこちら。
「IGUACU FALLS」。360バーツ
「0.01cm FROM EACH OTHER」。いちいちネーミングが胸に迫るなぁ。パクチーが乗ってます。320バーツ
そしてそれぞれのレシピがこちら。

ここにしかない、異国情緒に溢れるカクテルの数々に気分がアガること間違いなしです。このシグネイチャー・カクテルはテーブルのメニュー表に載ってないので、店員さんに「スペシャル・カクテル・メニュー」とか言って専用メニューをもらってくださいね。

赤いのが専用メニュー。いちいちオシャレ!

ぜひ、金曜・土曜の夜を狙って行って欲しいと思います。なぜなら週末はDJがレコードを回しているから。そしてそのDJというのが・・・

タイ・エレクトロポップ界のレジェンド、シンディ・スイ(金曜)と

インディーズ専門ラジオ局「Cat Radio」の看板DJ、Noisysonny(土曜)なんです!

シンディは70~90年代のファンクやディスコが、Noisysonnyは70~80年代のJ-POPが得意ネタで、両日とも夜8時から回し始めるんですが、所謂「和モノ レア・グルーヴ」がかかりまくる展開に、「ここはバンコクで、でも中華なカクテルを飲んでて、あ、今かかってるのは笠井紀美子だ」なんて、いよいよ自分がどこにいるのか分からなくなるという不思議な夜を過ごせますよ。

11時頃においとまして、BTSに乗って帰るのがベストですけど、もし女性だけでこのお店に来て閉店まで夜更かししちゃった時は、お店の人にタクシーを呼んでもらってくださいね。たとえ繁華街でも、深夜に1人でタクシーを拾うのはオススメしません。

「Chu Chinese Bangkok」、バンコクの夜の思い出に、ぜひ足を運んでみてください!

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