山麓 園太郎です。サワディーカップ!
今年もタイLOVEな皆さんのお楽しみ、タイフェスティバルの季節がやってまいりましたね。
タイ大使館で開かれたメディア向けPRイベントに出席してきました。

既に多くのメディアさんがフェス概要と出演者については記事にされてますから詳細はそちらでご覧いただくとして、まず今年は開催場所がこれだけあります。↓

僕は東京に取材で入ったら、翌週は地元に近い名古屋をプライベートで楽しみます。地方にお住まいの皆さんも東京や大阪に遠征してライブを楽しむだけでなく、お近くの会場でもタイ気分を味わってくださいね。
見逃せないブースと演目
ここからは5/9~10開催のタイフェス東京2026にフォーカスしますが、僕が注目してるブースがいくつか。

タイ王国初のシングルモルトウイスキー!「南国らしい華やかな香り」ですって?
はい、取材中の水分補給はここのハイボールにします(笑)なんなら帰りにボトルも買います!

そしてカゴメさんがタイメニューの新製品を出すそうなので、さっきのウイスキーと合わせて楽しみたいです!後日スーパーで見かけたら買う。

タイのヤードムにインスピレーションを得て日本で開発された日本のヤードム「REBOO」!これは嗅がなきゃだな。買う。
ステージにおける見逃し厳禁ポイントは2つ。まず10日に行なわれるKowa x ablankpageのファッションショー。なんとバンドによる生演奏をバックに行なわれ、演奏するのはMAKARAです。
サイケデリックロックをベースにリリカルな表情も見せつつ、イサーン音楽にも接近してタイファンクを聴かせてくれるバンドです。ぜひ聴いてください。
そして9日に予定されている日タイ文化交流プロジェクト、石井竜也さんとBNK48による米米CLUB1992年の大ヒット曲のリメイク『君がいるだけで(Because of You)2026 Thai-Japanese Version』のパフォーマンスです。僕はこのステージこそ「タイらしさ、そしてT-POPの魅力が凝縮されたもの」になるだろうと思っています。
レーベルから資料をいただいたので、それを使って説明しましょう。

まずはMusic Videoを見てください。↓
原曲をメロディ以外ほぼ改変してしまい、イサーン音楽のビートに乗せて石井さんに歌わせた後はBNK48に新たに書き加えたルークトゥンのメロディを歌わせ、更にラムヤイさんのモーラム的ラップでどんどん原曲から離れていく(笑)んですが、石井さん本人も「新しいアレンジとして成立しているのがすごく面白かったです」とコメントしていて、「どうやってもタイらしく、皆で楽しめるものに仕上がってしまう」というT-POPの優れたバランス感覚が生きています。

この曲のための特設サイトがあるので、更に楽しむためにぜひ覗いてみてください!↓

Saonoiが捨てなかった夢が、「ドラマ」を生む
さて、BNK48の来日メンバーの中にはSaonoi(サオノイ)という女の子がいます。

BNK48の5期生で、現在は研究生の彼女。実は代々木のステージに立つのは初めてではありません。
Saonoiは2023年のタイフェス東京にラストアイドル・タイランドのメンバーとして出演していました。秋元康さんが企画したオーディション・バトル番組から生まれた日本の『ラストアイドル』のタイ姉妹グループです。

日本の本家ラストアイドルが2022年、コロナ禍が原因で活動終了した後もタイで存続し、翌年タイフェス東京2023に出演したラストアイドル・タイランドは、グループの遺伝子を継いだ「希望」そのものでした。当日代々木には日本のラストアイドルファンだけでなく元メンバーたちも訪れたといいます。



僕はこの時Quick Japan誌の企画で4EVEにインタビューするためバックステージに入っていて、出番直前で待機中のメンバーたちを見かけました。写真を撮らせてもらったんですが、その時僕がたまたま声をかけたのがSaonoiです。

出演後の無料ハイタッチや2ショット写メ特典会にも長蛇の列ができ、日本のアイドルファンに大受けだった彼女たちですが、本家が消滅して新規楽曲も途絶えた状況で今後その名前をどう継承していくのか?
結末は苦くあっけないものでした。わずか3ヶ月後の8月、グループの11月解散が発表されたのです。メンバーにとっても突然に。
11月、僕はバンコクでラストアイドル・タイランド最後の音楽フェス出演に立ち会っています。

Minnieは実はPhuwinくんの親戚(いとこ)である

解散の4日前。最後の、ファンに向けたグループ全員でのライブ配信で誰よりも悔しそうに「まだ、やり残したことが沢山あるのに・・・」と涙をポロポロこぼしていたのがSaonoiでした。
翌2024年、彼女はBNK48の5期生オーディションに合格し、再びアイドルの道を歩み始めます。
今回の『君がいるだけで』のプロジェクトに参加する8人のメンバーは、ファンによる投票で選ばれることになりました。これで俄然ぶち上がったのがラストアイドル・タイランド時代からのファンも多い現地ファンダムです。
「Saonoiを2度と泣かせるな!我らの力で絶対に日本へ送り出すんだ!」とばかりに怒涛のトークン課金が始まり、※投票は課金で購入するコイン(トークン)を使って行われる
瞬間最大風速では2位につける勢い。選抜投票で常に上位の人気メンバーに囲まれながらも、8人の中に見事残ったのです。

なお、6位で今回のメンバーとなったNall(ナル)も、代々木には来ていませんが元ラストアイドル・タイランドのメンバー。Saonoiと共にラストアイドルとして代々木に来たRunma(らんま)も後にCGM48の3期生となりましたが、今回のプロジェクトのファン投票では圏外。その結果が出た9日後にCGM48からの卒業を発表しています。
仲間であると同時にライバルでもある。AKB48グループのシステムは時に残酷ですが、それが生む(ちょっと少年ジャンプ的な)ドラマこそが、この日本最大の多人数アイドルグループの特徴であり海外展開を果たした理由ではないかと思います。この「ドラマ」は、世界中で「ウケた」のです。
背景にあるドラマを知らなくてもOK。カラフルな衣装と、自然と身体が動き出すタイのビートと、8人の女の子たちの弾ける笑顔と、石井さんが歌う懐かしい平成最大のラブソング。5月9日の代々木のステージは普段アイドルに興味が無い人にも楽しさが伝わるものになるでしょう。
でも、もしも何故か涙ぐんでいたり、あるいは親のように優しい視線で口をキュッと結んでいる人を見かけても怪訝に思わないでください。当日の観客席には少なからずSaonoiの過去を知ってる人がいて、「日本のアイドルに憧れて、その夢を打ち砕かれてもあきらめずに戦い続けた女の子は今、どんな気持ちで3年前と同じステージから客席を見ているんだろう?」と勝手に感動しているだけですから。
『君がいるだけで』ではこう歌われています。
” たとえば 君がいるだけで 心が強くなれること ”
この「君」をファンにとってのSaonoiの存在、あるいは彼女から見たファンたちと捉えることもできるでしょう。Saonoiの夢はまだ途中。正規メンバーへの昇格、センター・・・沢山の高い目標が待ち構えています。
だから僕は代々木でメンバーと握手ができる特典会のチケットを買いました。
” 何より大切なものを気付かせてくれた “ Saonoiに「これからも応援するよ」って言うために。
持ってると便利かもしれないもの
最後に僕が「代々木に持ってこうかな・・・」と検討してるものを2つ紹介します。
ジップロック「イージージッパー」Lサイズ

取材するアーティストが登場したらステージにすぐ駆け付けたい!と思ってる僕はタイ料理の屋台に並ぶ時間がありません。コンビニでどら焼き買ってバッグに放りこんでおいたり、あんまり待たずに買えるアイスクリームなんかで飲食を済ますことが多いですが、とにかくゴミ捨て場に向かう時間がもったいない。なのでこれにゴミを入れてバッグ内で保管しようと。密封できるから紙皿でも空き缶でも放りこめば汚れないし。帰り際にゴミ捨て場に立ち寄って分別して捨てて帰る予定です。屋台で買い物したらすぐステージ方面へ向かいたいタイ沼の皆さんにもどうでしょう。
ピーコックのアイスパック
熱中症で倒れたら取材がパーですから、暑さ対策グッズはいくつか試しました。首からカメラ下げるから首掛けファンや冷却プレート付きのネッククーラーは邪魔だしうるさいし(笑)ドラッグストアで売ってるクールネックリングは結露するとカメラに垂れてよろしくない。
一度「これはいい!」と思ったのはコンビニで売ってた「カチカチに凍らせてあるペットボトル飲料」でした。朝買って会場入りして夕方までまだ冷たかった。少しずつ融けるから飲んでもいいし。ただし結露がすごくてタオルで巻いても滲みてきちゃうからバッグの中はビショビショに・・・。
そこで今年注目してるのが魔法瓶メーカー開発のこれ。携帯氷のうですね。シリコン製で結露しにくく長時間使えるらしい。サイズも豊富だし。買う予定でおります。

タイ沼の皆さんもね、俳優さんが代々木に来てそれを客席から観る、っていうのは概念としては実質デートと同じじゃないですか。去年も最前列で具合悪くなっちゃって運び出されるお客さん見ましたけど、気絶してる間に推しは帰ってた、っていうのはデートとしては最悪ですからね、しっかり水分とちょっとしたお菓子と熱中症対策グッズを用意して楽しいデートにしましょうよ。
どうか無理し過ぎず、「ヤバイ」と思ったら早めにステージ両サイドなど最寄りにいる警備スタッフに手を振って知らせてくださいね。助けに駆けつけるようになってますからね。

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