2度目のBNK48握手会に行ってきました(2)

タイ音楽

前回の続きです。

2019年春の握手会でJibと握手したことをtwitterでつぶやいたのがきっかけで、現地のJibファングループと親しくなったんです。

Jibは趣味のゲームで熱中するとかなりヒートアップするそうで、「Hot Head」というあだ名まで付けられています。そこで、ファングループは彼女が頭から火を噴いた時の消火器、という意味の「Fire Extinguisher」を名乗っているのです。僕はどういう訳か日本在住の顧問、という肩書を頂いて・・・いや別段活動実態はないんですけど(笑)、 まぁ情報交換などをしてるんです。

今回「ぜひお会いしたいです!」と言われて、僕も珍しく顧問の仕事でもするか、と思いまして。仕事って言っても握手終えて戻って来たファンに配るおみやげ作りですね。タイフェスティバルの時に撮った写真を60枚程焼き増しして持って行くことに。さらにキーホルダーも作りました。

溢れる自作感・・・才能無いわ~ (-_-;)

で、その待ち合わせが午後。もし午前だったら、トンローのドンキで開催されるサイアムドルのイベントもハシゴすればBNK48以外のアイドルシーンも体験できるなぁと思ってましたが、やっぱりJib推しですから!また次のチャンスに賭けることにします。

ドンキは今後もこういうイベントありそう。また今度~

BITECに到着。昨日同様トレーディングゾーンで握手券を買い、見て回っていると・・・

ずっと欲しかったファーストコンサートのDVDを発見!定価1,500バーツのところ500バーツ!やっと見つけたー!

これで買い物は終了したので、二期生で気になるStangちゃんと握手してみよう、と思いました。最初に見たのはCat Expo 5(2018年)ですね。

左から2人目がStangちゃん

その後プロムポンのエムクォーティエにあった頃のデジタルスタジオで見たのが2回目です。

ご覧の通りパジャマでの出演で、もう「パジャマ姿を見た」っていうだけでバイアスがかかるじゃないですか(笑)。その上、黒髪だから親しみやすく見えたんですよね。実際にはこの時はまだ二期生の名前は殆ど判らなかったんですけど。

つい最近まで「スタンちゃん」と呼んでましたが本当は「サタンちゃん」と読むのが正しいそうです。BNK48日本語情報最大手「BNKTYO」さんも「Stangちゃんはいい子ですよ~」と推していたので、こりゃぜひ!と。レーンに向かうとファンから「日本人ですか?」と訊かれ、列に案内してくれました。

※画像は公式facebookより。「RIVER」の衣装カッコいい!

山麓:日本から来ました!
Stang:え!ありがとうございます!
山麓:総選挙も応援しますけど、いつか日本でのイベントに来てください。あなたがステージで歌うのを見たいですよ。
Stang:私もそれが夢です。応援お願いします!
英語の発音がとてもきれいでした。

後でロビーに行ったら沢山の立て看板がありました
しかも2か所。熱心なファングループが複数あるんですね。ファンの事をよく覚えていて、握手会での対応がとても良いのが人気の理由だそうです

その後Jaaのレーンへ。日本のJaaファンクラブ代表の方が来ているんです。おみやげに大量の缶バッジとうちわ(過去には写真集も)を制作して、それが凄まじいハイクオリティなので現地ファンに大人気なんです。

プロの仕事だ・・・!Jaa本人からも感謝の言葉があったそうです

twitterで相互フォローしてる方や日本から来たMindの大ファンの女性、偶然日本人が集まったのでしばし歓談。そして一旦休憩することにしてカフェゾーンへ行ってみました。

フードメニュー読めねぇ!ドリンク・・・あぁっこっちもタイ語が!仕方ないから英語で書いてある3つから選ぶしか!

Refleshing Green Apple。予想を超えて美味しかったです。ランダムでコースターが付いてきます
チャープランでした~

会場に戻りついにJibファングループとご対面。はるばるイサーン(タイの東北地方)からバスに7時間も揺られてやってきた人や、じゃんけんでJibに勝つともらえるフォトカードをコンプリートしようとレーンを周回している人、日本でのBNK48人気について訊いてくる人などさまざまです。デビューの頃Jibのレーンは閑古鳥で、「とても寂しくて辛かった」と本人から聞いた人もいます。

そんなJibがドキュメンタリー映画「Girls Don’t Cry」で苦悩を告白するシーンを見て僕はJibのファンになりました。タイフェスティバル東京2019出演メンバーにJibが入った時は「僕が日本に彼女を紹介しなきゃ!」と思いブログに応援記事も書きました。

でもタイフェスティバル当日、僕の予想を超える凄い人数のアイドルファンの皆さんがJibに注目していました。僕よりずっと前からJibファンだった人もいたでしょう。グループとしてのBNK48を見に来た中で「あの子いいなぁ」と言ってた人もいます。僕なんかがプッシュしなくても、Jibにはそれだけの魅力があるんです。

日本でアイドルファンの皆さんから受けた応援を自信に繋げて、Jibは目に見えて笑顔が多くなりました。そして2作目となるドキュメンタリー映画でついに挿入歌のソロシンガーの座を得たのです。決して握手の列は長くはないけれど、途切れることはありません。良かったね、Jib!

山麓:日本から来た山麓園太郎です~。去年のタイフェスティバル、すごーく良かったよ!
Jib:ありがとう~!
山麓:(ここでもう頭が真っ白になり、ボーッと見つめるだけとなる)
Jib:・・・・(笑)
山麓:・・・どうもありがと!
Jib:来てくれてありがとう~。

僕が「あぁ・・・」とうなだれていると、見かねたファンの1人が「山麓さん、これどうぞ!」と握手券を1枚譲ってくれました。ありがとう!リベーンジ!

山麓:Jib、これがこの握手会で最後の握手だよ。選抜総選挙、頑張ってね。応援してる!
Jib:ありがとう!
ここでJibが何か言って、放物線を描いて何かが落ちるような仕草をしたんですが僕が聞き取れなくて「??」となると、
JIb:ダイジョウブ!ダイジョウブデス! (日本語で)
そこで時間切れ。僕のBNK48握手会(2度目)は終わりました・・・。

ファングループにもらったおみやげ。ステッカーやマグネットなどいろいろ

実は握手会に先立ち、僕はファングループから依頼されて現地のWEBコラムに寄稿していました。「総選挙に臨むJibを勇気づける文章を」とのことでした。

dear Jib

here comes 2nd general election.
this time many CGM48 member joins election too, so competition will be tough than last time. but actually, “position” is not important. real value is to grow up through this event.

do you remember Thai Festival Tokyo stage?
many fans gathered to see you. I think you got a lot of confidence from japan stay.

I heard your solo song [It’s Me]. very good lyrics, and of course your vocal too. ” I have to be true/It’s all I can do/I can’t be you”…this line is metaphor for the undergirls. some lines are sad, but whole lyrics filled with positive feeling.

you sing this song, so you already got a key. and it’s a key of bird cage.
now you know what you should do.

your nickname is “Jib”.
you have wings since when you were born.

we know you always try so hard. and you have the power to fly high.
let’s escape from the cage, we love to see little bird fly!

author : Entaro Sanroku
Thai pops explorer/FM radio DJ/Oshi Festival high score record holder(555)
in 2017, he played BNK48[365nichi no kamihikouki] on the radio program first time in Japan.
after the broadcast, he went to Cat Expo 4 and watched BNK48 stage.
he became Ota of BNK48 immediately.
then he introducing BNK48 to Japan via radio program and music blog, sometimes visit Bangkok for BNK48 event and movie.
Jib Oshi/Kaimook Kami-Oshi
but in his heart, these two girls are double center!
http://www.studiomushroomiron.com

日本語訳:

ジップへ

2回目の総選挙がやって来るね。
今回はCGM48のメンバーも立候補しているから、前回より激しい戦いになると思うけど、実のところ大切なのは順位じゃない。このイベントを通して成長する事に価値があるんだ。

タイフェスティバル東京のステージを覚えてる?
沢山のファンが君を見に集まった。日本滞在で君も自信がついたと思う。

君のソロ曲「It’s Me」を聴いた。凄くいい歌詞だ。もちろん君の歌も。「私らしくいなきゃいけない/私に出来るのはそれだけ/私はあなたにはなれない」・・・この部分はアンダーガールズの比喩だよね。歌詞はこうやって所々悲しいけど、全体では前向きな気持ちに満ちてる。

この歌を歌う君は、もう鍵を手にしてる。鳥かごの扉の鍵を。
自分が何をすべきかもう知ってるよね?

君のニックネームは「Jib」。(注:小鳥の鳴き声の擬音です)
生まれた時から君には翼があるんだ。

いつも頑張ってるのを僕たちファンは知ってる。君には高く飛ぶだけの力がちゃんとある。
自分を閉じ込めている鳥かごから出るんだ。
僕たちは小鳥が飛ぶのを見たいよ!

著者:山麓園太郎
タイポップス探検家/ラジオDJ/ゲーム「BNK48 Oshi Festival」ハイスコア記録保持者(笑)
2017年、BNK48「365日の紙飛行機」を日本で初めてラジオでオンエア。放送後Cat Expo4でBNK48のステージを見る。そのままBNK48ヲタとなる。以降、ラジオやブログでBNK48を日本に紹介しながら、時々バンコクへ行き握手会や映画に足を運ぶ生活。
Jib推し・Kaimook神推し
しかし心の中ではこの2人はWセンターだと思っている。

帰国して、ファーストコンサートのDVDを見ていてハッとしました。

「365日の紙飛行機」でメンバーが紙飛行機を客席に次々投げる演出があるんです。Jibもいます。紙飛行機が客席へ落ちてゆくさまに見覚えが・・・

気が付きました。握手の時Jibは「あなたのコラムを読みました」と言ってくれたんです。あの仕草は僕が「365日の紙飛行機」をラジオでかけたのを知ってる、と伝えるためだったんです。

あぁもう!Jibちゃん尊い!!(涙)
こんなにわかでヘッポコなファンだけど、これからも末永く応援させてください!

BNK48の握手会は、旅費はかかりますけどついでの観光もきっと安くて楽しいし、ファンも基本親日家で優しいし、メンバーに説教喰らわすような困りファンも(ゼロとは言わないけど)殆どいなくて平和だし、言葉が通じなくても大概何とかなります。日本のアイドルファンの皆さん、ぜひ次回はタイのアイドルにも会いに行ってみてください!

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