初期BNK48とチャープラン来日とタイの映画

タイ音楽
山麓園太郎
山麓園太郎

山麓園太郎です。サワディーカップ。あいたたたた!

なぜ痛がっているかというと、深夜バスが辛かったんですねー。東京でタイ映画「ホームステイ」の上映会があって、BNK48のチャープランが来るっていうんですからまぁ行かない訳にはいかんですよね(笑)。

それで浜松から高速バスに乗り、着いたらすぐ映画館に直行して3時間位座りますでしょ。終わったらもう帰りの深夜バスが出る時間なんですよ。トータル15時間座りっぱなし。こりゃもう「水曜どうでしょう」の世界なんですよ。お尻全体がビシッと痛くて寝られないんです。

という訳で翌日を台無しにした後でこれを書いておりますが、この映画「ホームステイ」は、日本の小説家、森 絵都さんの「カラフル」をタイを舞台に映画化したものです。

イベントの模様についても簡単にお伝えしますと、2019年9月19日・新宿武蔵野館。
「ホームステイ ボクと僕の100日間 舞台挨拶付き先行上映会」というタイトルでした。

会場には映画ファン・BNK48ファン・「バッド・ジーニアス」で既に知られている主演男優のジェームス君ファンがつめかけ、タイからはるばるやって来た方までいましたが、そんなファンの目をひいたのがこのディスプレイ。

2人の背景は夜空ですが、フラッシュをたいて撮影すると
このように花火が見えるしかけです

さて、映画上映前に行なわれた舞台挨拶にはパークプム・ウォンプム監督、主演のジェームス君(ティーラドン・スパパンピンヨー)とチャープラン、そして原作者の森 絵都さんが登壇しました。

監督や主演の2人と、原作の森さんとの対面は初めてだったようで、森さんから直接映画の出来の良さを伝えられた監督はホッとした表情。演技(未経験だったにもかかわらず)の素晴らしさを森さんに褒められたチャープランが感激のあまり涙ぐむシーンもあり、充実した舞台挨拶でした。

その後は先ほどのディスプレイの前で撮影をして会場を後にしたようです。

※映画会社GDHの公式Twitterより
山麓園太郎
山麓園太郎

あぁしまった!チャープランのパネルの左肩に触っとけば間接握手会だったのに!!(笑)

もっと詳しいレポートはBNKTYOさん、そしてタイランドハイパーリンクスさんで読むことができます!

僕は客席の後半列だったのでかなり距離があったんですが、手を振ったら笑顔で手を振り返してくれました。やはり自分のファンは見逃さず、リアクションを返してくれるのがチャープランのいい所ですね。2018年のタイフェスティバル東京出演時にもこの通り、

カメラを向けるとしっかりレンズに目線を合わせてくれました。ドキッとしちゃいますね。

さて、そんなチャープランの資料をPCの中から探していたら、貴重な映像が見つかったので蔵出しで公開します。タイの大型音楽フェス「Cat Expo 4」出演時のBNK48のステージです。

会場で配布されたCat Radioの情報誌とタイムテーブル表、そして後に発売された2枚目のシングル

2017年11月25日。CDデビューからまだ3ヶ月。2枚目のシングル「恋するフォーチュンクッキー」の発売を1ヶ月後に控え、YouTubeで1週間前に公開されたばかりのMVが再生100万回を超えた翌日!というタイミングでした。

会場で最も大きなステージに集まったファンの皆さんが同じ気持ちを共有していることが、日本人の僕にも分かりました。日本式の「カワイイ系」アイドルがついにタイに生まれ、今まさに大ブレイクを果たそうとしているという高揚感。韓国や日本からではない、自分の国の可愛い女の子たちを応援する使命感と誇り。

僕は前から4列目にいて、両手を上に掲げてカメラを構えていました。手ブレもあり、音はPAスピーカーの真ん前だったので酷く割れてしまっていますが、初期BNK48最高の瞬間をファンの熱狂の中で捉えた貴重な記録です。空気感重視で楽しんで頂ければ幸いです。

この時なんと僕はKaimookとCan、そしていずりな位しかメンバーを知らず、チャープランのことも「あー、確かキャプテンの子だ」という認識しかなかったんです。今自分で動画を見直すと全員の名前がスラスラ出てくるのが恐ろしい(笑)

もちろん、Cat Radioも公式にプロショットのステージ全編をアップしてくれています。僕のを見た後はこちらを見てスッキリしてください。

さて、映画に話を戻しますけど、タイの映画が日本で公開されたり、DVD/ブルーレイで発売されたり、というのは残念ながらまだ少ないんです。

僕が初めて見たタイ映画は、まだタイポップスにハマる前に奥さんに連れられて映画館で見た「アタック・ナンバーハーフ」でした。LGBTのバレーボールチームを題材にしたコメディ映画です。

その次は、日本では公開もソフト発売もされてないんですけど「ATMエラー」という映画。これもコメディなんですけど主題歌を僕の大好きなシンガーLulaが歌ってるので、タイのDVDショップで買って帰ってきました。

タイ版DVD(日本のプレイヤーで再生不可)

※タイと日本はTVの信号形式とDVDのリージョンコードが違うので、海外用のプレイヤーがないと再生できません

続いて「すれ違いのダイアリーズ」。これは日本で公開され、DVDでも発売されましたが、胸キュンな大人のラブストーリーでオススメですよ~。

日本版DVD

最近だとやはり「バッド・ジーニアス」が記憶に新しいですね。5分単位のハラハラがエンドロールまで次々連結して続いてゆく構造になっていて、きっと脳が普段と違う働き方をするんでしょう、見終わった後でしばらくボーッとする程没入してしまう映画です。楽しいです!

日本版ブルーレイ

これ以外に「ブンミおじさんの森」など、DVDが日本でも発売された映画というのは、10年前までさかのぼっても全部で50本ほどなんです。既に廃盤になっているものも多く、最近の発売ペースは年間3本程度。

一方タイでは、日本の映画が数多く上映されています。「 ぼくは明日、昨日のきみとデートする 」や「君の名は。」、「シン・ゴジラ」などいろいろ。

日本の話題作はもれなくタイでも、という感じですが、それに対してタイの映画が一向に日本に入ってこないのは貿易不均衡(笑)じゃないか!と僕は思ってるので、今回の「ホームステイ」をきっかけにロードショー公開やDVD/ブルーレイ化がもう少し盛んになってくれたら嬉しいですね。

山麓園太郎
山麓園太郎

インスタ映えするお寺でジャンプして写真撮ったり大騒ぎする困った観光客が増えてますけど、タイ映画を見てると仏教が人々の生活に密接に結びついていて、タイの人の優しさや微笑みもそこから来てるんだ、だからお寺では行儀よく!というのがよーく分かりますからね。

個人的にはBNK48の映画2本(「Girls Don’t Cry」「Where We Belong」)も例えば東京の映画館で上映してくれたらファンがちゃんと集まって採算が取れるんじゃないかと思っています。もし実現したらまた高速バス乗るのもやぶさかでないけどなぁ、僕。映画配給会社の皆さん、どうかよろしくお願いします!

映画「バッド・ジーニアス」の音楽面についての記事がこちら

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