FM豊橋「ラビット・アワー」出演でした

タイ音楽

山麓園太郎です。
2019年初のラジオ出演、FM豊橋(やしの実FM)「ラビット・アワー」の生放送でした。

番組ホストである小川真一さん(音楽評論家/ライター。「レコード・コレクターズ」誌や「ギター・マガジン」誌等に寄稿の他、数々のライナーノートやインタビューの仕事をされています。)にゲストで呼ばれたのが2015年。以来時々タイポップを紹介する機会を頂いています。

今回は小川さんと僕で持ち寄った曲を交互にかける、というスタイルで女性シンガー限定ルール(異論はありません。僕も小川さんもガールホリックなので)の元、1時間タイポップしか流れないという偏り加減。番組キャッチ「夕方なのに深夜のような番組」の通りの放送となりました。

候補曲を7曲リストアップしたんですが時間の都合で僕の担当は4曲と決まっていたので、ここでアウトテイクとしてご紹介したいと思います。

まずは放送で使われたものから。

FEVER 「Ghost World」
BNK48の大人気で、タイでは一気に日本式アイドルが多数結成されましたが、
◎ライバルである欅坂46にヒントを得たイメージ戦略
◎グッズ販売等のマーチャンダイズはまんまAKBシステム
◎楽曲はあえて独自の80年代シンセポップ路線で勝負
と、色々面白いので注目しています。この曲は歌詞が全て英語で、国外にもアピールする事を狙っていますね。

Feverの「Ghost World - Single」
アルバム・2019年・1曲

LULA「知りたい…でも聞きたくない」
吐息のような歌声がクセになります。MVには本人は出演していなくて、というのもこの曲はTVドラマ「ピンクの深淵」の挿入歌だったからなんですが。70~80年代のシティポップのアルバムって、絶対B面ラストにこういう美メロのバラード置いたよね?っていう共感ネタです。

https://geo.itunes.apple.com/jp/album//938607732?i=938607783&mt=1&app=music&at=1001lRmE

PAM「I Don’t Like feat.Hi-U」
放送で大手レーベルGMMの話題が出て、ならばとGMM傘下のMBOレーベルから選んだこれを。こういうキャッチーなサビの曲を毎月量産できるほど、凄い制作チームを社内に多数抱えてるのが強いよね~。という話題でした。

Pamの"แฟนเธอ... (I Don’t Like) [feat. Hiu]"
Pamの"แฟนเธอ... (I Don’t Like) "をApple Musicで聴こう。2018年年。時間:3:42

LUKPEACH「Judge」
以前番組でも紹介した彼女。Cat Expo 5で会って直接買った現時点の最新シングル。バックトラックがめちゃくちゃセンスいい上に彼女のアンニュイなヴォイスが乗っかって、聴いていると落ち着いた気持ちになります。ちょっと嫌な事があった日の夜にいかがですか。

https://geo.itunes.apple.com/jp/album/judge/1441520142?i=1441520165&mt=1&app=music&at=1001lRmE

ここからはオンエア・リストから漏れた3曲を。まずは分かりやすくシティポップ風味だったのでもうちょっとひねった選曲で行こうかな?と思った曲。
Mint Sawanya「Love You Everyday」

https://geo.itunes.apple.com/jp/album//879324038?i=879324053&mt=1&app=music&at=1001lRmE

そしてBNK48を卒業してモデルの道へ進んだJan(Janchan)
JANCHAN「Pls Come Back」
カバー曲なんですが、彼女にはちょっとキーが低すぎるようで彼女の歌の良さがあまり伝わらないというか、いつかもっと別の曲で紹介したい。という理由で外しました。ちなみにこの曲は、Cat Expo5の先行チケットを購入した観客だけに入場ゲートで配布されたボーナスCDに収録されたスペシャル・トラックでした。

Ploy「Answer from Brother」
こういうギルバート・オサリバンなんかが書きそうなメロディラインを、ワウワウギターで味付けしちゃうのがタイポップの楽しい所ですよね~。

この曲が収録されたアルバム「More Than Words」は他にもバート・バカラック風味やどこかで聴いたことのあるコード進行等、良質な海外ポップスへのリスペクトに溢れた名盤なので、是非聴いてみてくださいね。

พลอย ณัฐชาの「More Than Words」
アルバム・2005年・10曲

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